省エネ診断・CO2削減ポテンシャル診断
カーボンニュートラル化に向けた第一歩として、お客様の現時点におけるCO2排出量と将来的なCO2削減ポテンシャルを診断します。
また、省エネ法対応のための管理規定の作成、定期報告書や中長期計画書の作成などの支援業務も行っております。
取扱商品・サービスの紹介 Product Detail
カーボンニュートラル化に向け、お客様へのヒアリングや現地調査をもとに事業所内(Scope1、Scope2)のCO2排出量を算出。エネルギー管理士などの有資格者が当社独自のチェックリストを用い、機器、調達、運用の改善策を検討し、ユーティリティ設備を中心に、CO2削減ポテンシャルを診断します。
こんな課題はありませんか?
- 自社のCO2排出状況を把握できていない。
- 取引先からカーボンニュートラル化を求められているが、どこから手を付けていいかわからない。
- 社内に専任担当者がいない。
- カーボンニュートラル化達成手段、CO2削減手段がわからない。
エネルギー使用量、CO2排出量などの診断を通し課題を見える化し、カーボンニュートラルに向けたロードマップを策定します。
<提供サービス>
- 簡易省エネ診断・CO2削減ポテンシャル診断
- カーボンニュートラル化ロードマップ策定支援
1. 簡易省エネ診断・CO2削減ポテンシャル診断
- 1)サービス内容
- ■CO2排出量算出
お客様よりご提供いただくエネルギー使用量データに基づき、事業所全体のCO2排出量(Scope1、Scope2排出量)を算出いたします。
■CO2削減ポテンシャル診断
エネルギー管理士等の専門資格を有するスタッフが、設備稼働状況ヒアリングと事業所内ウォークスルーを実施します。独自のチェックリスト(150項目)を基に、机上調査、検討を行い、CO2削減手段を洗い出し、削減余地をご提示いたします。 - 2)基本料金:100,000円/事業所(税別)
-
<条件>
- 半日の現地調査、2週間程度の机上調査・検討を経て、簡易的に、ユーティリティ設備の使用状況およびエネルギー使用における課題を抽出いたします。
- 概ね、延床面積5,000m2、敷地面積10,000m2程度までが基本料金の範囲内となります。超過する場合は、調査範囲の限定や追加費用など別途ご相談させていただきます。
- 現地調査前には建築図面等の資料をご提供頂き、担当者様に調査へのお立合い・ヒアリングさせていただくことを想定しています。
- 変動値計測等、更に詳細な調査を御希望の場合は、別途、御見積いたします。
- 3)導入プロセス
-
ご契約
ヒアリング
(1~2時間)データ提供
ウォークスルー(半日)
机上検討
(2週間)診断結果
報告 - 4)アウトプット
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ヒアリング、ウォークスルーによる主要設備の稼働状況調査、当社独自のチェックリストによる課題の抽出を行い、CO2の削減余地をご提示します。
- ① 主要設備の稼働状況調査
■エネルギーフロー図
■設備台帳
名称 型式 能力 台数 稼働時間 消費エネルギー 蒸気ボイラ ー 3t/h 1台 2,000h 167 kL/年 コンプレッサー ー 37kW 4台 2,000h 120,000 kWh/年 冷却水ポンプ ー 5.5kW 3台 2,000h 22,000 kWh/年 照明設備 ー 80W 82台 2,000h 8,772 kWh/年 受電設備 ー 200kVA 1台 8,760h 11,056 kWh/年 成形機 ー ー 17台 2,000h 133,000 kWh/年 - ② 当社独自のチェックリストによる課題抽出
対象システム 分類 対策メニュー名 空調システム 運用改善 空調機の不要時停止 空調機のフィルター、コイル等の清掃 移送配管等の漏れ防止、断熱補修 空調・換気不要空間への空調・換気停止、運転時間短縮 冷暖房設定温度・湿度の緩和 空調・換気のスケジュール運転・断続運転制御の導入 空調室外機の放熱環境改善 冷水・温水出口温度の調整 機器改善 熱回収ヒートポンプの導入 高効率ヒートポンプチラーの導入 高効率パッケージエアコンの導入 屋根の断熱性・遮熱性向上(遮熱塗料、散水等) 窓の断熱性・遮熱性向上(フィルム、塗料、ガラス、ブラインド等) 全熱交換器の導入 調達改善 高効率パッケージエアコンの導入(電化) 低炭素燃料への切り替え 蒸気システム 運用改善 ボイラーの不要時停止 ボイラーの燃焼空気比改善 蒸気配管・蒸気バルブ・フランジ等の断熱強化 蒸気漏れの配管・継手・バルブ類の管理・更新 スチームトラップとドレン回収装置の管理・更新 給水タンク等の保温 機器改善 高効率ボイラの導入(潜熱回収型等) 調達改善 蒸気発生ヒートポンプの導入 低炭素燃料への切り替え 重油焚きからガス焚きボイラへの燃料転換 冷却水システム 運用改善 冷却水設定温度・流量の適正化 機器改善 冷却水ポンプのインバータ制御機能の追加 省エネ型の冷却塔の導入 高効率チラーの導入 圧空システム 運用改善 コンプレッサの吐出圧の低減 コンプレッサの運転時間短縮 配管の空気漏れ対策 機器改善 高効率コンプレッサの導入 照明設備 運用改善 不要箇所・不要時間帯の消灯 照明器具の清掃 照明制御機能(タイマー、センサー等)の追加 機器改善 LED照明の導入 高効率誘導灯(LED等)の導入 受変電配電設備 運用改善 デマンド制御の導入 受変電室の換気ファン動作設定温度の見直し 機器改善 高効率変圧器の導入 発電設備 機器改善 太陽光発電設備の導入 調達改善 全量売電太陽光発電の自家消費化 エネルギー管理設備 運用改善 エネルギー管理体制の構築 見える化サービスの導入 その他 調達改善 再エネ電気への切り替え 再生ベース・バイオベース合成樹脂原料への切り替え 省エネ潤滑油への切り替え - ③ 削減余地のご提示
- ① 主要設備の稼働状況調査
- 5)診断にあたりご用意いただきたいもの
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- ① 必須資料
- 事業所全体の平面図
- 単線結線図
- 過去1年分のエネルギー購入量が分かる証憑(請求書・検針票など)
- ② 診断条件により準備して頂きたい資料
- 屋根伏図
- 矩計図
- 電気使用量30分データ
- ユーティリティ設備の設備台帳
- 設備配置図
- 設備配管図(蒸気、冷温水、圧縮空気)
- 建物各階平面図
- 幹線系統図
- ① 必須資料
2. カーボンニュートラル化ロードマップ策定支援
- 1)サービス内容
- ■低減アイテムの実現性評価
簡易診断にて抽出した低減アイテム、お客様にてご検討中の低減アイテムについて、お客様との協議により実現性を評価し、優先順位付けを行います。
■ロードマップ作成
お客様との協議結果に基づき、当社にてロードマップ案を検討いたします。ロードマップは、お客様の方針に加え、政府や業界動向も考慮した上で作成いたします。 - 2)基本料金:100,000円/事業所(税別)
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<条件>
- 原則、当社にて簡易診断を実施したお客様のロードマップ策定を支援するものです。
- 支援内容は、事前協議1回、ロードマップ案の調整1回、最終報告1回となり、トータル1~2カ月程度を想定しております。
- 当社にてご提示する低減アイテムは、ユーティリティ設備関連が中心となります。生産設備改善、および、Scope3に関する低減アイテムは別途協議とさせていただきます。
- また、一部の低減アイテムは、将来の技術開発を前提とすることがあり、現時点における実現をお約束するものではございません。
- 3)導入プロセス
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診断結果
報告事前協議
(1~2時間)ロードマップ
案策定(2週間)ロードマップ案
の内容調整(1~2時間)ロードマップ
修正
(2週間)最終報告
- 4)アウトプット
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ロードマップレポートの一部です。
Case 事例紹介
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