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あなたのおうちは大丈夫?冬の暖房器具安全チェック

あなたのおうちは大丈夫?冬の暖房器具安全チェック

寒くなってきて慌ててだした暖房器具、いざつけてみたらなんだか暖かくならない―。こんな経験はありませんか?電気ストーブ、ホットカーペット、ファンヒーター、エアコンなどの冬の暖房器具はこれからが使用時期の本番ですが、メンテナンスをせず長い間使っていると暖まりにくくなるなどの不具合や、故障や事故につながってしまうことも考えられます。長く快適・安全に使っていくためにも、この機会に一度チェックをしてみましょう。
今回は冬の暖房器具のチェックの仕方、簡単なトラブルの解決法をご紹介します!
 

冬の暖房器具安全チェック!



○電気ストーブ
☑外出・寝る前には必ず消す
☑燃えやすいものは近くに置かない
☑ストーブの上に洗濯物を干さない
☑電源プラグやコードが傷んでいたら使用しない

暖房器具は「電気であたたかくしているし、火がないからなんとなく安心」と思っていませんか?
実は、全火災に対して、暖房器具やコードによる火災の占める割合は平成19年の17%から平成28年の26%にまで増加しており、なかでも、毛布やシーツといった寝具類、座布団、衣類に火がつき、火災となっているケースが多く見られます。
また、夜中から朝にかけての出火が多いため、電気ストーブは布団から離して置き、きちんと消してから寝るようにしましょう


○ホットカーペット
☑手で触るとヒーター線が輪状になっていたり、重なっている
☑電源コード取付部や電源コード、プラグに傷、ふくれがある
☑電源コードに触れたり、コードが折れたりすると電源がついたり消えたりする
☑電源コード、プラグ、コントローラがいつもより熱い
☑表面が変色していたり、焦げ臭いにおいがする

リビングなどで使用している方も多いホットカーペットですが、ホットカーペットの中にはヒーター線があり、そこから熱が発せられるようになっています。ホットカーペットにしわがよった状態で使用すると、ヒーター線が均一にならず、過熱状態になり発火の原因となってしまいます。シーズンオフ時の保管も、しわの原因になる折りあとがつかないようにして保管しましょう。


○電気あんか
☑電源がついたり消えたりする
☑電源コード、プラグ、コントローラがいつもより熱い
☑異臭がする

電気あんかは寝るときに足元にいれて使用しますが、就寝中に低温やけどをしてしまうという事例が多く見られています。電気あんかはタオルなどの布で巻いて、体がふれないように布団にいれましょう。
また、保管するときに、あんかに電源コードを巻きつけて保管するのも危険です。コード結合部が傷つく恐れがあり、そうなると出火の可能性もあります。

 

簡単トラブルなら自分で解決!



暖房器具の簡単なトラブルなら自分で解決できます。なんてことないことが原因のトラブルも考えられますよ。修理や買い替えの前にぜひ1度ご確認くださいね。
 
○エアコン
夏の冷房に引き続き、冬も暖房で使用する方も多いのではないでしょうか。1年を通して使っているからこそ、きちんとメンテナンスをしましょう。
【トラブル:暖まらない、ニオイがする】
≪解決法≫
暖まりにくかったり、ニオイがする原因はエアコンフィルターの目詰まりです。フィルターの汚れをきれいにしてあげることで解決します。エアコンのフィルターを外し、ベランダやお風呂場などで中性洗剤やクリーナーを使って、歯ブラシなどでやさしくこすって洗いましょう。
【トラブル:音がうるさい】
≪解決法≫
原因は室外機の振動によるものです。エアコンの室外機専用の防振ゴムや発泡スチロールなどの梱包材をかませて音を軽減させましょう。
 
○石油ストーブ
石油ストーブは正しく使えば真冬でも体が十分に温まりますが、実際に灯油を燃料に炎を焚いて暖めるので誤った方法での使用は危険です。メンテナンスも安全な範囲でできることを紹介します。
【トラブル:炎の大きさを調節できない】
≪解決法≫
石油ストーブの燃焼筒の中にある芯部分の汚れによって、炎の大きさが調節できないことが考えられます。石油ストーブの灯油が入っていない状態で点火し空焚きすることで燃え残りのタールが燃焼し、芯がきれいになります。
※製造年の古い石油ストーブは、芯が綿でできているものもあります。綿の芯は空焚きすると燃えて再び使えなくなってしまうので、空焚きをする前に説明書で確認しておきましょう。
【トラブル:点火できない】
≪解決法≫
石油ストーブは電池で動いています。故障ではなく電池切れでないか確かめましょう。
 
○電気ストーブ
手軽な電気ストーブを使っているお宅は多いはず。必ず熱が冷めている状態でお手入れを行ってくださいね。
【トラブル:暖まらない】
≪解決法≫
エアコンと同じく電気ストーブも汚れによって暖まりにくくなってしまいます。電気ストーブが完全に冷めていることを確認してから網を外し、網や電気ストーブの中の反射板をお湯でぬらした布、乾いた布の順番で拭きましょう。網の外れないものは、完全に電気ストーブが冷めてからヘアドライヤーでほこりを吹き飛ばしてとるようにしましょう。
 
 

長く使うならプロにおまかせ!!



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また今回ご紹介してきた暖房器具も、どんなに自分でメンテナンスしても限界があるものです。しかし、修理してまたすぐ別の場所を修理に出さなければならなくなったり、トラブルの度に買い替えたりは避けたいですよね。そんな方におすすめしたいのが「あんしん延長保証」。わずかな料金で大切な製品を長期間にわたってしっかりとお守りする保証です。最長10年間の保証(※1)、修理代無料(※2)、修理回数無制限に加え、修理上限金額が年々低下することもないので長期間使い続けても安心です。「あんしん延長保証」は鈴与商事で製品をご購入いただく際、ご加入いただけます。
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※2延長保証サービス規定内の故障の場合
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長く安全に使うためにもチェックやメンテナンスはかかせません。故障や事故を防ぐためにも、この機会にぜひおうちの暖房器具をチェックしてみてくださいね。
 

参考:『東京消防庁』http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-yobouka/topics/201610/e_stove/

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