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あなたに最適な家電選びのコツ その2 ~冷蔵庫 前編~
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冷蔵庫を買い替えたいけど、使っている冷蔵庫と機能が違い過ぎて何を選んでいいか分からない。
そんな声をよく聞きます。
今回は家電選びのコツ第2弾。
エアコンに引き続き、それこそくらしの必需品「冷蔵庫」を選ぶポイントを、前後編に分けてご紹介したいと思います。
冷蔵庫を選ぶときの6つのポイント
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チルド室:生の状態でおいしさを保つためのスペース。温度や触媒などさまざまな違いがあります
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野菜室 :野菜の鮮度を長持ちさせたり、栄養素を増加させたりする機能もあります
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冷凍室 :冷凍方法や容量など、その機能は千差万別です
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扉:扉の仕切位置、タッチ式や半自動式等、開閉方法がさまざまです
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省エネ :庫内状況を感知し、ムダな動きを減らす機能があります
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お手入れ:清掃性を高めるため、外面や庫内の棚の素材や形状にも違いがあります
前編では1~3を具体的に紹介します。
肉や魚がだーい好きというご家庭は……
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チルド室をチェック!
チルド室とは、設定温度が0℃前後になっているスペースのこと。
冷蔵よりも低い温度なので、肉や魚、乳製品や発酵食品などの保存に向いています。
メーカーによっては、チルドルームの室内を真空にし食材が酸化しづらくするタイプもあります。
また、チルド室をマイナス3℃程度に設定する「パーシャル室」にできるタイプもあります。
食材がわずかに凍った状態での保存が可能なので、肉や魚にはよりOK。
カチカチに凍らないので、解凍する手間もなくお料理に使えるのがうれしいですね。
食卓は野菜が中心、おいしい野菜が食べたい!というご家庭は……
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野菜室をチェック!
冷蔵室より少しだけ温度が高く設定されている「野菜室」。
野菜室が真ん中にあるタイプは、いちいちかがむ必要がないため腰に負担がかかりません。
1日に何度も開け閉めをする、または腰痛持ちなどの場合は、真ん中タイプが楽かもしれません。
密閉性を高め、冷気が野菜に直接当たらないような工夫がなされたものや、3色LEDの働きによって、栄養分までアップさせる機能がついた野菜室まで登場。
野菜好きなあなた、野菜室はじっくりチェックしてみてください。
食材はいつもまとめ買い。お忙しいご家庭は……
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冷凍室をチェック!
「急速冷凍」という言葉をご存じですか?
読んで字のごとく、速やかに凍結させることでおいしさを逃さないという冷凍方法です。
まとめ買いをした日に、その日に使わない肉や魚類を冷凍するという方は、この「急速冷凍」機能があるかどうかを確認しましょう。
また、野菜を生のまま冷凍できるタイプや、出し入れしやすい大容量の3段収納なども。
冷凍室も今や、ただ凍らせるだけではなくなってきているのかもしれません。
今回は、チルド室、野菜室、冷凍室の機能を中心にまとめてみました。
この3つの機能も各社さまざま。
機能を比較しつつ、家族にピッタリの大きさを選びたいですね。
その冷蔵庫の大きさ・容量ですが、【70L×家族の人数+170L(常備食・保存食など)】が目安と言われています。
最近では調味料なども冷蔵保存する流れがあるため、予備としてさらに+100Lくらいで選ぶ方が多いようです。
ご自身のライフスタイルや食生活の傾向、お子様の成長などを加味して選ばれるといいかもしれません。
次回は、省エネ、お手入れについて紹介したいと思います。
※「冷蔵庫の基本容量を計算する」⇒https://allabout.co.jp/gm/gc/1204/