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省エネもできちゃう?!知ってトクする給湯器事情
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蛇口をひねれば、水はもちろんお湯も使える毎日。
普段何気なく使っているだけに、給湯器があるからこそ、気軽にお湯が使える、という事実を、私たちはつい忘れてしまいがちです。
今回は、年中通して必要不可欠な給湯器の替えどきや、意外と知られていない省エネ効果についてお伝えいたします。
「お湯が出ない!」そんなときの3つのチェックポイント
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お湯を使いたいのにいつまでたっても冷たいまま。
お湯に関するトラブルは、お風呂やキッチンでいきなりやってきます。
「お湯が出ない」といっても、一概に給湯器が故障したとは言い切れません。
ますはこのトラブルの原因が、“何に”あるのかを明確にしましょう。
チェックするのは以下の3つです。
お湯も水も出ない
こういった場合は、断水など水道に問題があると言えます。
元栓が閉じられていないかや水漏れがないかをチェックし、問題があれば水道局に問い合わせましょう。
ガスコンロも使えない
この場合はガスが原因。ガスメーターは大きなトラブルを未然に防ぐため、揺れや何かしらの危険を感じたときに、メーターを自動的に止める場合があります。
メーターの液晶表示を確認し、復帰作業を行いましょう。
原因がわからない、もしくは復帰できない場合はガス会社に連絡をしましょう。
水もガスコンロもOK
原因が給湯器にある可能性があります。
ただ、一概に故障とは言えません。
まずはブレーカーが落ちていないか、コンセントは入っているかなど基本的なチェックを行い、問題がない場合は故障を疑います。
給湯器を制すものは省エネも制す?!
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給湯器が原因と判明した場合、そこでもうひとつ気になるのが【修理 or 買い替え】問題。
でも、壊れてしまってからではゆっくりと検討する時間もありません。
目安として、給湯器の寿命は10年と言われていますので、以下のような症状が出たら早めの修理、もしくは買い替えを検討しましょう。
・作動時に異音がする
・煙や異臭
・温度が安定しない
もうひとつお知らせしておきたいのが「家庭の用途別エネルギー消費」について。
給湯器のエネルギー消費量は、単一の用途ではなんと第1位!
※ 省エネというと家電製品を思い浮かべがちですが、実は給湯器も大きく影響しています。
買い替えの際はじっくりと比較検討し、生活スタイルやご家庭にあった給湯器を選ぶようにしましょう。
(※参考:経済産業省 資源エネルギー庁ホームページ「家庭エネルギー消費の実態」)
詳しく知ろう「エコジョーズ」「エコキュート」「エコフィール」
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エコジョーズやエコキュート、エコフィールという言葉、聞いたことはあるけれど詳しくは知らない……。
そんな方も多いかもしれません。
エコジョーズとは、お湯を沸かすために必要なガス量が少なくてすむ優秀な給湯器のこと。
そして「エコキュート」は電気、「エコフィール」は石油で効率よくお湯を沸かす給湯器のことです。
どれも効率が良く省エネ性がとても高いことから、環境に優しいだけでなく家計にも嬉しい給湯器なのです。
エコジョーズの場合、効率よくお湯が沸かせるのはこれまでの給湯器では廃棄されていた熱を有効利用することができるようになったから。
あらかじめ水を温めておくことで、従来品より少ないガス量でお湯を沸かすことができるのです。
エコジョーズと従来の給湯器、そのランニングコストの差は年間約1万5150円!
※ 購入価格とのトータルで考えても、エコジョーズを選ぶのが得策かもしれませんね。
(※参考:リンナイホームページ「エコジョーズって何?」)
まとめ
日々の暮らしのなか、あまり意識することのない給湯器。
ただ、いざお湯が出なくなった場合はすぐに対応が必要です。
そうなってから慌てることなく賢い選択ができるよう、早いうちからご家庭で給湯器についてお話してみてはいかがですか?