- キッチン大掃除
- 油汚れ
- 重曹
- 電子レンジのお手入れ
- ハウスクリーニング
今年は3時間で終わらせる! キッチン周りの大掃除
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今年も、大掃除の季節になってきました。
毎日家族のために料理をしたキッチン、お手入れをしていても知らないうちに汚れが溜まっているところも。
今年は3時間で効率的にキレイにしてしまいましょう!
まずは油汚れから! つけ置きを有効活用
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効率的にできる、キッチンのお掃除の順序をご紹介します。まずはやっかいな油汚れからスタート!
<準備するもの>
大きめのゴミ袋
お湯…3リットル
重曹…大さじ3
台所洗剤…少々
いらない歯ブラシ
ぞうきん
クリームクレンザー
マイクロファイバータオルなど
<手順>
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ゴミ袋をシンクにセットし、50℃のお湯に台所洗剤と重曹を混ぜます
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換気扇の羽根・外すことのできる部品を入れ、30分ほど浸けます。
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汚れがゆるんできたら、歯ブラシやぞうきんで落とし、水洗いをします。
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新聞紙の上で乾かします。つけ置きしていた液は、ゴミ袋の隅の方を少し切り落としてシンクに流します。油汚れが混ざっているため、少しずつ流しましょう。排水に時間がかかるため、コンロの五徳やグリルの網などを浸けておきます。
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換気扇をつけ置きしている間に、コンロの外せない部分のお掃除をしましょう。頑固な汚れはつけ置きで使っている溶液をつけてこすり洗いを。
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壁の部分をお掃除します。こちらも、ひどい汚れは溶液を使ってふきましょう。
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先ほど浸けておいた五徳などの小物を取り出し、汚れを落とします。落ちにくい汚れはクレンザーを使って。
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溶液の排水がすんだら、シンクをマイクロファイバーふきんで拭き掃除。ゴミはゴミ袋の中に残るので、シンクが汚くなるのを防げます。
いかがですか? この方法だととても効率的にキッチンの汚れが落とせますね。
換気扇などの、頑固な油汚れをつけ置きしているあいだに、ほかの場所のお掃除をしてしまうのがポイントです。
電子レンジのお手入れも忘れずに
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使う頻度の多い電子レンジは、キレイに見えても内部はかなり汚れていることがあります。
こちらもしっかりお手入れを行いましょう。
先ほどのお掃除でも使用した、重曹を使えば簡単にキレイになりますよ。
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耐熱容器にカップ1杯の水と、重曹を大さじ1入れ、電子レンジで3〜5分加熱します。このときに発生する水蒸気が、レンジ内部の汚れをふやかし、落としやすくしてくれるのです。
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そのまま20〜30分放置したあと、扉をあけて内部を濡れふきんで掃除します。この時、先に加熱した重曹水をふきんに含ませると、汚れが落としやすくなります。
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電子レンジの外側もふいたら、乾いたふきんでふきあげて完了です。
「ついで掃除」で、年末をぐっと楽に!
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料理のついでに気になるところを1〜2分でささっと掃除してしまう、「ついで掃除」は、年末の大掃除を楽にしてくれるポイントです。
例えば、コンロで料理をし終えて、まだコンロが余熱で温かいうちに、固く絞ったぞうきんなどで油汚れを拭いてしまえばいいのです。
油汚れはついてすぐなら、拭くだけで落とすことができます。
水周りやレンジなども同様に、使ってすぐにふきあげるとキレイを保つことができ、大掃除も手早くできますよ。
また、どうしても落ちない汚れなどはプロにお掃除を頼んでしまうのも一つの手です。
プロの力でピカピカにしてもらったら、その後はついで掃除でこまめにお掃除していくと、次の大掃除までキレイなキッチンのままでいることもできますよ。
◆まとめ◆
実は、キッチンで一番多い「油汚れ」を落とすには、初夏から初秋にかけてがおすすめの季節です。
油汚れは気温が高い時期の方がゆるみやすく落としやすいので、キッチンの大掃除はこの時期にしてしまう、というのもひとつの手ですね。
汚れの性質をうまく利用して年末のお掃除を楽にしましょう!