特集
2021.08.18 四條由貴

親しみやすいおいしさで、愛され続けて40年|お弁当どんどん

親しみやすいおいしさで、愛され続けて40年|お弁当どんどん
「今、話題のハッピーグルメ弁当とは?…どんどん?」というインパクトのあるテレビコマーシャルでお馴染みの「お弁当どんどん」。どこか懐かしい雰囲気のお弁当屋さんの「どんどん」、あなたの街にもありませんか?コンビニや大手お弁当チェーンがひしめく中、地域の人に愛され続け今年で40周年を迎えます。なぜ、みんなが「どんどん」に魅了されるのか、その理由を探ってきました。



旧清水市梅田町(現・静岡市清水区梅田町)に1号店をオープンさせた1981年は、女性の社会進出が進みだした時代でした。お母さんの家事負担を減らしたい、「台所の延長」のような手づくりの温もりあるごちそうを提供したい、食で家族を笑顔にしたいという思いを込め、「ハッピートゥギャザー」というキャッチフレーズを付けました。その思いが詰まったお弁当は、多くの主婦、ファミリーに支持され、次々と店舗をオープン。現在では、静岡を中心に、愛知、山梨、神奈川、東京の5都県に71店舗を展開しています。多くのテイクアウトグルメの企業がフランチャイズ化する一方で、どんどんは1店舗を除き、全て直営店。それは、質の良いサービスは、安定した雇用で生まれるという会社の信条によるものです。温もりのあるサービスを大切にするため、細かな接客マニュアルは敢えて設けていません。その代わりに「自分が経営する店だという気持ちで働いてほしい」と伝えるそうです。スタッフの多くは、店舗のある地域に住み、周辺を熟知する主婦や学生たち。地域の人にリピートしてもらえるように、各自工夫をしているようです。中には、店舗に掲示するポップを自宅で手作りしてくれるスタッフも。スタッフの愛が、それぞれの店舗の温かい雰囲気を作っているようです。

飽きない味の秘密は、店舗のオリジナリティーとこだわりのお米

何度利用しても飽きないように、メニューには色々な工夫を施しています。豊富なメニューには、季節ごとのメニューも用意。秋には「きのこ」や「秋刀魚」など、メニューを通して季節感も味わっていただけます。また、地域や各店舗のオリジナリティーを大切にしていることから、お弁当に添える副菜の一品は、各店舗オリジナルの日替わりメニューが入ります。同じメニューであっても、店舗によって異なる味が楽しめるのです。また、お弁当の満足度を左右するお米には、とことんこだわっています。主に使用するお米は、「庄内たがわ産特別栽培米」。月山と鳥海山を背にし、豊かな水と土に恵まれた庄内平野で栽培される、全国有数の厳しい基準をクリアした減農薬、減化学肥料栽培米です。通常の稲作よりも手間のかかるお米は、一粒一粒がしっかりとしていて、水分も栄養もたっぷりと蓄え、冷めても美味しいのが特徴です。噛むほどに、甘みや旨み、香りが口に広がります。

味わうべき「どんどん」イチオシのお弁当とは?

長年不動の人気を誇るレギュラーメニューのお弁当や、季節商品などメニューの数は100以上。店名を冠した「どんどん弁当」は、揚げ物に煮物、フルーツなど15種類以上のおかずが入った、とっても欲張りな内容で600円(税込)。静岡の味を集めたご当地グルメ「まぐろかつ弁当」580円(税込)は、揚げたてのまぐろかつ、まぐろの生姜煮、黒はんぺんのフライ、玉ねぎフライといった静岡のおふくろの味が詰まっています。また、毎年心待ちにするファンの多いお弁当、夏しか登場しないメニューが「なす天ざる」580円(税込)です。涼し気な冷製のお蕎麦に、果肉が柔らかく、揚げるとジュワっとジューシーな中長ナスを1本使った天ぷら、エビの天ぷら2尾、イカ、夏野菜の天ぷらなどが贅沢に入っています。どれも、出来立てで美味しく何度でも食べたくなるお弁当です。事前に電話で予約をすると、電話代として10円をお返ししてくれるサービスにも、心が温まります。ぜひ、ご近所のどんどんのお弁当で、「ハッピートゥギャザー」してみてください。

http://www.dondon.co.jp/
株式会社どんどん
住所:静岡市清水区袖師町1307-1
TEL : 054-367-0171

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