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ベルファーム株式会社のスマート農業実証プロジェクト採択について鈴 与 商 事 株 式 会 社
経営企画部長 佐野 博紀
経営企画部長 佐野 博紀
鈴与商事株式会社(本社:静岡市清水区入船町11-1/本部:静岡市葵区栄町1-3鈴与静岡ビル/資本金20億円/代表取締役社長:加藤 正博、以下、鈴与商事)の関連会社であるベルファーム株式会社(所在地:静岡県菊川市西方4200/資本金:9千万円/代表取締役社長:岡田 典久、以下、ベルファーム)が、2020年度の農林水産省による「スマート農業実証プロジェクト(以下、本プロジェクト)」に採択されましたのでお知らせ致します。
本プロジェクトは、国際競争力の強化に向け、ロボット・AI・IoT等の最先端技術を活用したスマート農業を現場に導入・実証することで、スマート農業技術の更なる向上と社会実装化を加速させることを目的とした事業で、今回、ベルファームを代表機関として農研機構※1(農業・食品産業技術総合研究機構)、静岡県、小林クリエイト株式会社※2、株式会社デルフィージャパン※3の5者にてコンソーシアム(実証グループ)を組成し、本プロジェクト(2020年度〜2021年度の2年間)に採択されました。
採択されたプロジェクトは、テーマを「オーダーメイド型高品質トマトの計画生産および情報の集約・可視化・共有と自動化による中規模経営体における高度な企業的農業経営の実現」とし、以下の技術を導入します。
①内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「収量や成分を自在にコントロールできる太陽光型植物工場」で開発されたツール類や給液制御装置等の栽培新技術の導入。
②トマト果実画像認識及び非破壊品質評価システムを組合わせた最新型自動選別システムの導入。
③ NFC利用型労務管理スマート化システムの導入。
④ 自律型マルチ機能農業ロボットの導入。
⑤生産管理、販売管理、労務管理等の一気通貫システム、及びIoT型統合情報プラットフォームの構築。
⑥ 栽培コンサルテーションの導入。
これらの技術を導入することにより、トマトの低段栽培において顧客ニーズに応じた高品質トマトの計画的生産を実現させるとともに、農業における高度な企業的経営モデルの実現を目指します。
本プロジェクトの代表機関であるベルファームでは、「GLOBALG.A.P.(グローバルギャップ)認証※4」を取得し、品質管理を徹底した高品質なトマトを生産しておりますが、本プロジェクトを推進していくことで、栽培技術のレベルアップによる生産数量の拡大を目指します。また、デジタル化の加速による生産性の向上や、マーケティングの強化により、的確に顧客ニーズや市場評価を掴み、生産にフィードバックすることで、より高品質なトマトを効率的に生産していく仕組みの構築に取り組んで参ります。
鈴与商事は、農業分野を将来有望な事業領域と捉え、農業及びその周辺ビジネスも含む新商材開発に取り組んでおり、栽培ノウハウや様々な知見を蓄積し、営農指導も含めたコンサルティングや次のビジネスへの実現性についても検証していきます。
今後も、農業分野における新たなニーズを掘り起こし、一次産業の水平展開だけではない領域拡大も視野に「より大きなアグリビジネス」に積極的に取り組んで参ります。
・所在地 : 茨城県つくば市観音台3-1-1
・資本金 : 3,390億円
・設立 : 2001年4月1日
・予算 : 645億円(2019年度)
・事業内容 :
農業・食品版「Society5.0」の早期実現を目指し、「育苗、生産、加工、流通にわたる全プロセスのスマート化」「スマートフードチェーンシステムの構築」「バイオテクノロジーによる新素材・新機能の創出」「先端基盤技術(人口知能、データ連携基盤、食品機能データ、IoT、ロボット等)の
研究開発」等を推進
・所在地 : 愛知県刈谷市小垣江町北高根115番地
・資本金 : 10千万円
・設立 : 1946年4月1日
・事業内容 :
ビジネスフォーム、記録紙の製造・販売業務システムの開発・販売・保守・運用データプリントサービスなどの業務受託サービスの販売・運用植物工場による野菜の生産・販売
・所在地 : 栃木県下野市柴262-10
・資本金 : 1千万円
・設立 : 2014年4月8日
・事業内容 :
日本国内における栽培ナレッジ事業
日本国内における農業生産者向けセミナー、訓練及びコンサルティング事業
本プロジェクトは、国際競争力の強化に向け、ロボット・AI・IoT等の最先端技術を活用したスマート農業を現場に導入・実証することで、スマート農業技術の更なる向上と社会実装化を加速させることを目的とした事業で、今回、ベルファームを代表機関として農研機構※1(農業・食品産業技術総合研究機構)、静岡県、小林クリエイト株式会社※2、株式会社デルフィージャパン※3の5者にてコンソーシアム(実証グループ)を組成し、本プロジェクト(2020年度〜2021年度の2年間)に採択されました。
採択されたプロジェクトは、テーマを「オーダーメイド型高品質トマトの計画生産および情報の集約・可視化・共有と自動化による中規模経営体における高度な企業的農業経営の実現」とし、以下の技術を導入します。
①内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「収量や成分を自在にコントロールできる太陽光型植物工場」で開発されたツール類や給液制御装置等の栽培新技術の導入。
②トマト果実画像認識及び非破壊品質評価システムを組合わせた最新型自動選別システムの導入。
③ NFC利用型労務管理スマート化システムの導入。
④ 自律型マルチ機能農業ロボットの導入。
⑤生産管理、販売管理、労務管理等の一気通貫システム、及びIoT型統合情報プラットフォームの構築。
⑥ 栽培コンサルテーションの導入。
これらの技術を導入することにより、トマトの低段栽培において顧客ニーズに応じた高品質トマトの計画的生産を実現させるとともに、農業における高度な企業的経営モデルの実現を目指します。
プロジェクト概要図
本プロジェクトの代表機関であるベルファームでは、「GLOBALG.A.P.(グローバルギャップ)認証※4」を取得し、品質管理を徹底した高品質なトマトを生産しておりますが、本プロジェクトを推進していくことで、栽培技術のレベルアップによる生産数量の拡大を目指します。また、デジタル化の加速による生産性の向上や、マーケティングの強化により、的確に顧客ニーズや市場評価を掴み、生産にフィードバックすることで、より高品質なトマトを効率的に生産していく仕組みの構築に取り組んで参ります。
鈴与商事は、農業分野を将来有望な事業領域と捉え、農業及びその周辺ビジネスも含む新商材開発に取り組んでおり、栽培ノウハウや様々な知見を蓄積し、営農指導も含めたコンサルティングや次のビジネスへの実現性についても検証していきます。
今後も、農業分野における新たなニーズを掘り起こし、一次産業の水平展開だけではない領域拡大も視野に「より大きなアグリビジネス」に積極的に取り組んで参ります。
ベルファームの概要
・所在地 : 静岡県菊川市西方4200
・資本金 : 9千万
・設立 : 2010年1月26日
・従業員 : 120名
・敷地面積 : 約20万㎡
・ハウス面積 : 約6.5万㎡(栽培棟/15棟、育苗棟/1棟、試験栽培棟/1棟土耕棟/1棟の計18棟)
※年間700㌧のトマトを栽培
※1「農研機構」(正式名称:国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構)
・代表者 : 理事長 久間 和生・所在地 : 茨城県つくば市観音台3-1-1
・資本金 : 3,390億円
・設立 : 2001年4月1日
・予算 : 645億円(2019年度)
・事業内容 :
農業・食品版「Society5.0」の早期実現を目指し、「育苗、生産、加工、流通にわたる全プロセスのスマート化」「スマートフードチェーンシステムの構築」「バイオテクノロジーによる新素材・新機能の創出」「先端基盤技術(人口知能、データ連携基盤、食品機能データ、IoT、ロボット等)の
研究開発」等を推進
※2「小林クリエイト株式会社」
・代表者 : 代表取締役社長 小林友也・所在地 : 愛知県刈谷市小垣江町北高根115番地
・資本金 : 10千万円
・設立 : 1946年4月1日
・事業内容 :
ビジネスフォーム、記録紙の製造・販売業務システムの開発・販売・保守・運用データプリントサービスなどの業務受託サービスの販売・運用植物工場による野菜の生産・販売
※3「株式会社デルフィージャパン」
・代表者 : 代表取締役 アード・ファン・デン・ベルグ・所在地 : 栃木県下野市柴262-10
・資本金 : 1千万円
・設立 : 2014年4月8日
・事業内容 :
日本国内における栽培ナレッジ事業
日本国内における農業生産者向けセミナー、訓練及びコンサルティング事業
※4「GLOBALG.A.P.(グローバルギャップ)認証」
「G.A.P.(ギャップ)」 とは、Good(適正な)、Agricultural(農業の)、Practices(実践)のことであり、「GLOBALG.A.P.(グローバルギャップ)認証」とは、食品安全、労働環境、環境保全に配慮した「持続的な生産活動」を実践する優良企業に与えられる世界共通ブランドとなります。現在、この国際基準は世界120ヶ国以上に普及しており、欧米の大手小売をはじめ、最近では日本の小売でも当該認証を取得した生産者からの仕入れを優先しています。
以上
≪本件に関する問い合わせ先≫
鈴 与 商 事 株 式 社
経 営 企 画 部
054-273-7832
s-info@ss.suzuyoshoji.co.jp
鈴与商事ニュースリリース:ベルファーム株式会社のスマート農業実証プロジェクト採択について【PDF 907KB】