このような課題はございませんか？

• ネットワーク構築において、有線LANではレイアウト変更のたびに配線替えが必要でコストがかかる。。
• 無線LANではコンクリート壁に遮られ電波が届かない。。
• 工事現場など仮設での監視カメラや無線LAN環境の整備が面倒。。

パナソニック社が提供する「nessum™対応 PLCアダプター」は電力線を利用し、ビル・工場など
通信工事や無線通信が困難なシーンのネットワーク化を実現します。



 

nessum™対応 PLCアダプター　4つの特長

1.電力線を利用してネットワークを構築

nessum™対応PLCアダプターは、電力を供給している既存の電力線を利用してデータ通信を行います。
通信専用線の敷設や無線通信が困難な場面でのネットワーク構築を可能にします。
また、従来の家庭用電力や従来のPLCに比べ、高周波帯域（2～28MHz）を使用することで高速通信が可能です。

2.通信可能なエリアが拡大

マルチホップ機能※1により、複数のターミナル（子器）を中継して通信がNessumでできるため、
配線長が長い工場・ビルなどでもネットワークの構築が可能です。
※1 マルチホップ機能とは、端末間の中継機能により、通信エリアの範囲を広げることができる技術で、
国際標準規格ITU-T G.990 5で採用されたCMSR（Centralized Metric based Source Routing）の応用技術です。
※2 最長通信距離は使用環境によって異なります。

3.設定作業なしで通信が可能（自動ルーティング）

PLCアダプターを電力線に接続※3するだけで、自動的にマスターにターミナルが登録されるため、
アダプター間で認証設定するなどの初期設定が必要ありません。
※3 マスター（親器）/ターミナル（子器）順序不問

 

4.異相での通信性能を改善

単相3線で、異なる相の系統でも、分電盤内の主幹もしくは分岐ブレーカに「端子台取付タイプ」を設置することで、
L1相とL2相をまたぐ通信性能を改善できます。

おすすめの設置例

１.監視カメラの設置に

　防犯灯用や外灯用などの既存の電力線を活用して、LAN配線の敷設などの手間をかけずに、
　手軽に監視カメラを設置できます。
　例）駐車場など

２.無線LANのアクセスポイント増設に

　コンクリート壁に囲まれて無線LANの電波が届かない場所でも、既存の電力線を利用することで、
　簡単にアクセスポイントを増設できます。
　例）地下施設など

　

3.工場のIoT化に

　生産設備の稼働状況管理やトラブル監視など、設備管理用ネットワークを配線の新設なしで構築。
　大がかりな工事をすることなく、生産効率を上げることができます。
　例）生産ラインなど
　

 

4.仮設設営でのインフラ構築に

　仮設での監視カメラ設置や無線LAN環境の整備において、面倒な縦幹線のLAN配線が不要。
　電力線を利用することで、電力の供給とネットワークインフラの構築が同時にできます。
　例）建設現場など生産設備の稼働状況管理やトラブル監視など、設備管理用ネットワークを配線の新設なしで構築。