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2023.11.17 WITHSMILE編集部

乾太くんと洗濯機の最適な組み合わせ、ポイントを解説!

乾太くんと洗濯機の最適な組み合わせ、ポイントを解説!
ガス衣類乾燥機の乾太くんは、どのような洗濯機と組み合わせて使えば良いのでしょうか。近年では、費用面や時短などの観点から、乾太くんと洗濯機を組み合わせて使う方が増えています。

洗濯物を短時間でカラッと乾燥させてくれる乾太くんは、一般的に洗濯機と組み合わせて使われます。しかし、組み合わせる洗濯機によっては、洗濯機の扉が全開できなかったり、重複する機能を持て余してしまったりすることもあるでしょう。

本記事では、乾太くんと洗濯機の最適な組み合わせや、洗濯機を選ぶポイントを解説します。現在使用している洗濯機との相性もチェックできるので、乾太くんの導入や洗濯機の購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
 
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乾太くんと洗濯機の最適な組み合わせは設置方法で変わる

乾太くんと洗濯機の最適な組み合わせは、乾太くんの設置方法によって変わります。

乾太くんは、機種によっては屋外に設置することも可能ですが、洗濯機の近くで使えたほうが便利です。洗濯機の近くで使うための設置方法には、以下の2つのパターンがあります。
  • 専用台を使用して洗濯機の上に設置する
  • 造作棚で洗濯機と横並びに設置する

ここでは、それぞれの設置方法ごとに、設置の際のポイントを紹介します。
 

専用台を使用して洗濯機の上に設置する場合



乾太くんの製造・販売をおこなうリンナイでは、乾太くんを洗濯機の上に設置するための専用台を販売しています。専用台は2種類あり、5段階または7段階で高さと幅が変更できるため、使う人や洗濯機に応じてある程度は調整が可能です。

ただし、選ぶ洗濯機の種類や天井の高さによっては、扉が途中までしか開かなくなってしまうなどの不具合が生じる可能性があります。また、洗濯機に合わせて専用台の高さを調整する場合、乾太くんへの開閉扉が高い位置になり、踏み台の使用が必要になる場合もあります。

このため、専用台を使用して乾太くんを設置する際には、「洗濯機の扉を開けた状態から専用台までの高さ」と「天井までの高さ」がポイントと言えます。
 

洗濯機の扉を開けた状態から専用台までの高さ

ドラム式洗濯機は前面に扉がついているため、専用台を使用する際にもとくに問題はありません。一方、縦型洗濯機の場合は、扉が上部にあるため、洗濯機の扉を開けた状態から専用台までの高さを考慮する必要があります。

縦型洗濯機の扉には、折りたたみタイプと上開きタイプの2種類があります。折りたたみタイプであれば、基本的に全開できるため問題ありませんが、一部跳ね上がりの高さが高いものがあるため、必ず扉を開けたときのサイズを確認しておきましょう。一方、上開きタイプは専用台を置くことで扉の全開ができなくなってしまうため、扉を持ちながら洗濯物を出し入れしなければなりません。

■折りたたみタイプ

 ■上開きタイプ

 

天井までの高さ

一般的な日本の住宅は、天井の高さが2.4mのケースが多く、その場合は設置の心配は必要ありません。しかし、ご自宅の天井の高さが2.1mの場合(※)には注意が必要です。

※建築基準法における天井の高さの最低ラインは2.1m

参考として、専用台「DS-80HSF」、乾太くんで1番サイズの大きいスタンダードタイプ5kg・8kgで天井までの高さについて見てみましょう。こちらの高さは、防火上必要な遠隔距離3cmも含んだものです。
 
▼専用台の高さ(内寸) ▼天井までの高さ(※)
115㎝(111.6cm) 186.4cm
121㎝(117.6cm) 192.4cm
127㎝(123.6cm) 198.4cm
133㎝(129.6cm) 204.4cm
138㎝(134.6cm) 209.4cm
143㎝(139.6cm) 214.4cm
150㎝(146.6cm) 221.4cm
※右記3つの合計:専用台(外寸)、乾太くんの高さ(68.4cm)、防火上の必要な距離(3cm)。
 乾太くんの高さはスタンダード5kg・8kgタイプ。


天井高が2.1mの場合は、専用台の高さを外寸138cmまでしか設定できないため、洗濯機の扉を全開にしたサイズを専用台の内寸である134.6cm未満にする必要があります。

また、洗濯機を浮かせるためのキャリーを設置している場合には、その分の高さも考慮しなければなりません。防水パンを使用している場合には、防水パンの幅が専用台の幅に収まれば高さを考える必要はありませんが、防水パンの内側に専用台を置く場合、防水パンの高さも考慮する必要があります。
 

造作棚で洗濯機と横並びに設置する場合



新築で家を建てる際やリフォーム時、また乾太くんを設置する場所のスペースに余裕がある場合は、乾太くんを置くためのオリジナルの棚を作成してもらえます、オリジナルの棚の設計によっては、乾太くんを洗濯機と横並びに置くことも可能です。

横並びに置く場合、専用台で洗濯機の上に設置する場合と異なり目線の高さにスペースができるため、部屋に圧迫感が生まれることを避けることができます。また、洗濯機のサイズや扉の開閉タイプに干渉しないため、とくに制限なく洗濯機の種類が選べる点もメリットと言えるでしょう。
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乾太くんと組み合わせる洗濯機を選ぶポイント

乾太くんと洗濯機の組み合わせを考える際には、高さ以外にも注目するべきポイントがあります。ここでは以下の3点について見ていきましょう。
  • 乾燥機能がついていない洗濯機を選ぶ
  • 縦型・ドラム式の違いを理解したうえで選ぶ
  • 洗濯容量と乾燥容量を合わせる

 

乾燥機能が付いていない洗濯機を選ぶ

乾太くんと組み合わせるのであれば、乾燥機能がついていない洗濯機を選ぶといいでしょう。乾燥は乾太くんが行うため、洗濯機側の乾燥機能を使う機会はありません。乾燥機能がついていない洗濯機は、ついている洗濯機よりも安く手に入るため、おすすめです。
 

縦型・ドラム式の違いを理解したうえで選ぶ

洗濯機には縦型とドラム式の2種類があるため、ご家庭の事情に合ったものを選びましょう。下表は、縦型とドラム式の違いをまとめたものです。
 
比較項目 縦型 ドラム式
専用台への干渉 あり なし
導入費用 ドラム式より安い傾向 縦型より高い傾向
ランニングコスト ドラム式より高い傾向 縦型より安い傾向
洗浄の仕方 もみ洗い たたき洗い
洗浄の特徴 固形汚れに強いが、衣類が傷みやすい 皮脂汚れに強く、衣類にやさしい
節水性 ドラム式に比べて低い 縦型よりも高い

「縦型のほうがドラム式より汚れが落ちやすい」と言われることもありますが、近年の機種ではそれほど大きな違いはありません。得意な汚れの種類はそれぞれ異なるため、確認しておきましょう。また、ドラム式のほうが衣類への負担が少ない傾向にあります。

費用を見ると、導入費用が安いのは縦型ですが、ランニングコストではより少ない水で洗うことのできるドラム式のほうが安く押さえられます。一人暮らしの方や洗濯の回数が少ない人であれば縦型、子どもがいる方や洗濯回数が多い方であればドラム式を選ぶのが経済的と言えます。

なお、乾太くんにもガス代と電気代のランニングコストがかかります。洗濯機のランニングコストと合わせて検討すると良いでしょう。
 

洗濯容量と乾燥容量を合わせる

洗濯機の洗濯容量と、乾太くんの乾燥容量を合わせるようにしましょう。洗濯容量と乾燥容量が同じであれば、洗濯の回数と乾燥の回数を揃えることができ、ランニングコストにも無駄が発生しません。

洗濯容量のほうが大きいと、洗濯した衣類すべてを乾太くんに入れることができないため、乾燥の回数を余計に増やしたり、外干ししたりする手間がかかります。

また、乾太くんのランニングコストは乾燥容量に比例して高くなりますが、乾燥させるものが洗濯するものより多くなることはないため、乾燥容量のほうが大きすぎると余計なランニングコストを負担することになってしまうでしょう。

例えば、洗濯容量が8kgであれば乾太くんも8kgか9kgあたりが目安となります。ただし、洗濯容量が大きいほど洗濯機も大きくなるため、設置場所に十分なスペースがあることを確認する必要があります。

また、乾太くんは洗濯を2回、乾燥を2回行っても約2時間半で終了するため、設置環境や使い勝手によっては、小さいサイズで2回に分けるのも選択肢の一つです。


画像引用元:ガス衣類乾燥機「乾太くん(かんたくん)」|鈴与のガス機器・家電
 

乾太くんと洗濯機の組み合わせまとめ

専用台を使って乾太くんを洗濯機の上に設置する場合は、「天井の高さが足りているかどうか」と「洗濯機の扉が全開できるか」の2点を事前に確認しましょう。新築時やリフォーム時であれば、造作棚を使って横並びに設置する方法もあります。

洗濯機の種類は、ドラム型と縦型それぞれに特徴があるため、我が家の状況に合ったほうを選ぶと良いでしょう。

どの乾燥容量が適しているのかや、設置可否など、乾太くんについてのご相談は、鈴与商事へお気軽にお問い合わせください。また、最長2週間の無料お試しサービスも実施しているため、使用感を試したうえで導入の可否を検討してみてはいかがでしょうか。
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乾太くんの導入にあたって、後悔しないか心配な方はこちらもご確認ください。

乾太くんの設置で後悔するポイント|後悔しやすい人・しにくい人とは>>

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